リスク細分型自動車保険
リスク細分型自動車保険では、事故にあう確率に関わる要素をリスク要因としていくつかに細分化することで、事故の遭う確率・危険度をより正確に把握するようになっています。そしてそのリスク・危険度に応じた保険契約の保険料に反映するよう仕組み化されているものが、リスク細分型自動車保険と言えます。最近では
自動車保険の中でもリスク細分型自動車保険
が基幹の商品なってきています。
そのリスク要因ですが、契約者の年齢、性別、居住地域、車の使用目的・使用状況、車種、車の安全装置の有無、運転免許証の色、ノンフリート等級などに細分化されています。ノンフリートとは、主に個人で、9台以下の契約台数のときのこと。等級とは車の保険契約における正規料金に対する値引き率や値上げ率のランクのことを言います。等級は22ランクに区分している保険会社もありますが、大抵のところが20ランクに区分しています。
このようにリスクをこれまで以上に細かく分けて保険料を算出、これらのリスクの程度によって、保険料が変わってきます。当然、リスク(危険度)の低い運転者(契約者)の保険料は安くなり、逆にリスク(危険度)の高い場合には、保険料も高くなります。いずれにしてもリスク細分型自動車保険の導入によって、従来型に比べ保険料の無駄を省くことができるようになったとも言えます。